ワイナリー巡りのきっかけは?
ワインが大好きです。
ワインを飲んでいるうちに、どのように作られているのだろうと思うようになりました。
そして初めて訪れたワイナリーがなんとフランスブルゴーニュ。
いきなりすごいところから始まりました。
要するに、あまり考えていなかったのです。
「せっかくフランス旅行する」→「それならワイナリー見てみよう」
そして知り合いにお願いしたら、いきなり、ブルゴーニュ。
しかも「ルロワ」だったのです。
それでもたくさんの驚きが!
最初に訪れた時、知っているフランス人といったら、ダバティくらい。
覚えていますか?サッカー日本代表のトルシエ監督の通訳です。
まあ、とにかく背が高くて、かっこいい、ちょっと気取った感じの人が私のフランス人のイメージ。
だから、ここでもスーツ着た、気取った人が来るとばかり思ってました。
ところが違うんです。
ジーンズをはいた普通のおじさん。
暖かい大きな手に包まれて、ビックリです。農家さんの手です。
ワインは人が作ったもの。
ワインを好きな理由が改めて分かったんです。
「誰かが心をこめてつくったもの」
だからこんなに感動するのだと。
ワインの扱いもとても丁寧。
樽から写真のようなスポイトの大きなものでワインをついでくれます。
次ぐ前に、樽を優しく触ったり、何事が話しかけたりしています。
そして「おいしい」というと、
本当にうれしいそうな顔で「ありがとう」というのです。
まさに「我が子」を褒められたのかのよう。
ワイン人生、転換点。
ここから私のワイン人生が変わりました。
ワインはブランドや値段で飲むものではない。
そう思ったのです。
ワインは誰かが、愛しんで、大切に育てたもの。
こちら大切に飲まなくてはいけません。
値段ではなく、心を込めて飲み、
自分が好きなワインを探す。
ここから新たな「自分の好きなワインを探す」旅が始まりました。