ステファン・オジェ

コート・デュ・ローヌのワイン

 

リヨンに来たのだから、コート・デュ・ローヌのワイナリーを巡ろうと決めてきました。

コート・デュ・ローヌは大きく分けて二つの地域があります。

北部と南部でかなり違うワインとなります。

 

まずはリヨンから行くことのできる、北部。

コート・ロティとコンドリューを。

コート・デュ・ローヌの新星

 

コート・ロティはリヨンから車で1時間ほど。

最初に訪れたのは「ステファン・オジェ」

父親からワイナリーを受け継いだステファンは、新星。

飛ぶ鳥を落とす勢いの急成長です。

 

新星の名にふさわしい、モダンなワイナリー。

外も中もピカピカです。

まずは本人が出迎えてくれました。

エレガントなシラー

 

その後、奥さん?と思われる方が案内してくれました。

地下の樽倉庫や、ステンレスタンクなど。品種ごとにタンクや樽が違います。

それぞれの品種にあった樽を使い、それぞれがしっかり味を出せるように気を使っているのですね。

 

そして、待ちに待った試飲。

ここで私は大きなショックを!

シラーってこんなに美味しかったの??  と衝撃を受けます。

 

聞かなければ、ピノ・ノワールと勘違いしたかも。

でも、味はやっぱり違うので、ちゃんとテイスティングすれば、分かりますが。

 

私の知っているシラーはスパイシーで、ちょっと土の臭いもするような、

どちらかというと、「ワイルド」なワイン。

ところが、ステファンのつくるワインは、酸がきれいで、本当にエレガント。

 ちょっと昔の貴族を思わせるような。

 それでもベルサイユ時代とかではなく、そう、タイタニックに乗っていたお金持ちの人たちのような感じ。

 どこかに新しいものを感じたのかもしれません。

 

とにかくモダン。

 

ワインを飲み進めながら、窓の外の風景も堪能。

大きな窓から見える、急こう配のワイン畑。

天気もあまり良くなく、冬の何の葉もないブドウ畑。

それでもこれから芽や葉をのばすブドウ畑と同じように、

このワイナリーももっと成長するのだろうと感じました。

 

 

まだまだ若い醸造家の将来が楽しみです。

ステファン・オジェ

 

ワイナリー HP

住所  97 route de la Taquière, 69420 Ampuis – FRANCE

 

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